お役立ちコラム
壁紙を一部だけ張り替える費用 | 予算の目安と安く抑えるコツ
2025年08月11日
「壁の一部だけ破れた」「部分的に汚れてしまった」そんなとき、全部張り替えるのはもったいないと感じる方は多いのではないでしょうか?
実は、壁紙は一部だけ張り替えることも可能で、工夫すれば費用をぐっと抑えることもできます。
この記事では、壁紙の部分張り替えにかかる費用の目安から、安く抑えるコツまで、具体的に解説します。
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壁紙を一部だけ張り替える費用の内訳と予算の目安
壁紙を一部だけ張り替える際には、材料費や施工費に加えて、下地処理や養生、既存壁紙の剥がし作業など様々な項目が費用に含まれます。
また、依頼方法や壁紙の種類、張り替え面積によっても予算は変動します。
ここでは、必要な予算の目安や費用の内訳を具体的に解説し、賢くリフォームを進めるポイントをご紹介します。
壁紙の張り替えが必要になる主なケース
壁紙の張り替えが必要となる主なケースには、経年劣化による色あせや汚れ、ペットや子どもによる破れ、タバコのヤニや油汚れ、カビの発生、引っ越し時の原状回復などが挙げられます。
また、部分的に家具や家電で隠れていた部分の傷みや、模様替えやインテリアのリフレッシュ目的で壁紙を一新したい場合にも部分的な張り替えが選ばれることがあります。
それぞれの状況に応じて、張り替えの施工範囲や方法、費用が大きく異なるため注意しましょう。
張り替え部分の範囲と費用に与える影響
壁紙の張り替え費用は、施工面積に大きく左右されます。
一面のみやコーナー部分など、小さい範囲の場合でも作業の手間や養生作業が必要になるため、1㎡あたりの単価が広範囲の場合より割高になることがあります。
また、壁全体ではなく一部分だけの場合、材料の端切れや継ぎ目処理といった細かい作業が増える点もコストに影響します。
希望する仕上がりや部屋の状況に応じて、費用シミュレーションをしてみることが大切です。
壁紙の種類ごとの価格比較
壁紙にはビニールクロス、紙クロス、布クロス、天然素材や機能性クロスなど多彩な種類があり、それぞれ単価が異なります。
一般的なビニールクロスはコストパフォーマンスが高く、1㎡あたりの材料費も最も安価です。
紙クロスや布クロスは素材の質感や風合いが特徴ですが、その分価格がやや高く設定されています。
さらに、防臭・防カビ・調湿など機能性を持つ高級壁紙は、1㎡あたりの単価がさらに高くなる傾向にあります。
目的と予算に合った素材選びが、費用全体に大きく影響します。
1㎡あたり・一部分のみ張り替えの平均的な費用相場
壁紙の一部分のみを張り替える場合の平均的な費用は、材料費と施工費込みで1㎡あたり1,000〜2,000円が相場とされています。
ただし、最小施工金額が定められている業者も多く、実際には5,000円以上からの見積もりとなるケースが一般的です。
高級クロスや特殊な施工の場合、さらに費用が上乗せされる場合があるため、事前に複数社で見積もりを取るのがオススメです。
簡単な補修や小規模な張り替えでも養生や剥がし作業が別途費用となる場合もあるので注意しましょう。
施工業者・個人業者・DIYなど依頼方法別の費用の違い
壁紙の張り替えを依頼する場合、ハウスメーカーやリフォーム業者、地域の個人業者など様々な選択肢があります。
大手業者は見積もりが明朗で安心感がありますが、やや割高になる傾向があります。
個人業者は低価格ながら技術や対応にばらつきがある場合も。
DIYは材料費のみで済み、最も費用を抑えられますが、手間がかかります。
施工の規模や予算、求める質によって最適な依頼方法を検討しましょう。
見積もり時に注意すべき追加費用
壁紙張り替えの見積もりでは、表示された金額以外に追加費用が発生する場合があります。
例えば、下地の修繕やカビ除去、大型家具の移動、コンセントやスイッチ周りの細工、想定外の廃材発生などです。
これらは見積もりに含まれていない場合が多く、施工当日に追加請求となりがちです。
見積もり時には、作業内容や対象範囲、追加費用の有無、細かい条件についても明確に確認しておきましょう。
わからない点は必ず事前に確認しておくことが大切です。
壁紙を安く張り替えるための下準備のポイント
壁紙張り替えの費用を抑えるためには、事前準備がとても重要です。
部屋の家具移動や壁面の掃除を自分で行っておくことで、業者が行う作業内容を減らし、その分の手数料を削減できます。
また、補修が可能な部分については自分で簡単に補修しておくのも一案です。
壁面のサイズを測っておき、具体的にどの範囲をどの素材で張り替えたいかを明確に伝えることで、見積もり精度も上がり無駄な作業を省けます。
事前準備は結果的に総費用の削減につながります。
セールや割引など費用を抑える活用できるキャンペーン
壁紙張り替えを少しでもお得にしたい場合は、業者のセールや季節限定キャンペーン、割引サービスの活用がおすすめです。
特にリフォームの閑散期や新規オープン、周年記念時などは、通常より割安な価格設定や特典が用意されることが多いです。
また、ネット限定割引や会員向け特典、まとめて依頼することでのボリューム割引なども利用できます。
申込時には複数の業者サイトをチェックし、条件を比較することが大切です。
壁紙の選び方で費用を節約する方法
壁紙選びによっても費用は大きく変わります。
高価な輸入壁紙や機能性壁紙を避け、ベーシックなビニールクロスを選ぶことで、材料費を大幅に抑えることができます。
また、人気のカラーや柄、定番品は在庫が豊富なため値引き交渉もしやすくなります。
張り替え範囲ごとに異なるグレードの壁紙を使い分けたり、型落ち品やアウトレット商品を利用することで、見た目を損なわずに費用を節約することも可能です。
まとめ|費用を抑えながら理想の壁紙リフォームを実現するために
壁紙の一部張り替えは、選ぶ材料や依頼方法、下準備などによって大きく費用が変動します。
事前に必要な情報整理と相場を理解し、複数の見積もり比較やキャンペーン活用で、無理のない予算で理想のリフォームを進めることが可能です。
計画的に準備すれば、納得いく仕上がりとコストパフォーマンスを両立できます。
理想の空間づくりに、ぜひ今回のポイントを参考にしてください。