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給湯器から水漏れした場合の修理費用の相場とは?備えあれば患いなし

2023年08月28日

給湯器から水漏れが起きているのを発見した場合、混乱してしまいどうすればよいかわからなくなる方も少なくないでしょう。

なんとなく業者へ依頼するべきと想像はついても、実際どの程度修理代がかかるかわからず不安になる方もいるはずです。

この記事では、給湯器から水漏れが起きた場合の修理代金の相場や、その場で実践できる応急措置の方法を解説します。

万が一の場合に備えるために、水漏れに対する処置方法を知っておきましょう。

給湯器から水漏れした場合の修理費用の相場とは?備えあれば患いなし

給湯器の故障|修理・交換どちらで対応

給湯器からの水漏れを発見しても、どうすればよいかわからず途方に暮れることもあるでしょう。

水漏れを発見した場合の対処法は、修理・交換の2つです。

それぞれの場合の判断基準を解説します。

修理対応で事足りるケース

給湯器故障時に以下4つに該当するなら、修理で事足りるケースが多いです。

給湯器・湯沸かし器の使用から10年経過していない使い始めてまだ10年経過していない状態では、給湯器・湯沸かし器そのものの故障は考えにくいです。何かしら別の不都合が生じている可能性や、部品に問題が起こっている可能性が高いです。
異常の認識後、時間が経過していない異常を認識し、即点検を実施すればほとんどの場合、致命的なトラブルが発生する前に対処ができます。使用していて違和感を感じた場合はすぐに業者へ依頼を出しましょう。
配管の劣化による水漏れ原因が給湯器でない場合。配管の劣化が原因の場合は、配管の交換のみで事足ります。
給湯器の温度センサーの問題給湯器に内蔵されている温度センサーに問題が生じており、該当の部品の交換で解決できる場合があります。疑問に感じた場合は、給湯器メーカーの窓口に問い合わせましょう。

「給湯器がおかしい?」と心配になった場合でも、一度落ち着いて上記の例に該当するかを確認し、対処・対応を検討してください。

交換対応も要求されるケース

以下に該当する場合は、交換対応が要求される可能性が高いです。

深刻なトラブルにつながる可能性も高いため、早急に対応・対処しましょう。

8~10年程度使用している場合給湯器の寿命は8~10年程度とされています。該当する場合は交換を検討するべきです。経年劣化が進んでいるため、修理対応よりも交換をおすすめします。
給湯器から異音、錆やすす黒い煙が出る給湯器そのものの異常こういった症状が生じた場合、かなり深刻なケースが多いため、早急に交換対応を取りましょう。

放置が深刻なトラブルになる可能性も高いため、該当する場合は早急な対処・対応を取りましょう。

給湯器の水漏れ|ケースごとの修理費用相場

給湯器からの水漏れの場合の修理代の相場は、水漏れのケースによって異なります。

ここではトラブルの事例を4つ紹介し、それぞれどの程度の費用が生じるかを解説します。

その1.浴室給湯器の水漏れ

お風呂のお湯を沸かし、お湯を送り出す部分から水漏れが生じている場合、浴室給湯器の配管を修理する必要があります。

浴室給湯器の配管を修理する場合、配管の修理が必要です。

費用相場の目安としては、10,000円~40,000円程度を見積もっておきましょう。

修理費用等に加え、消費税が発生する点も忘れないようにしましょう。

その2.部品からの水漏れ

給湯器の部品で銀紙のテープで包まれている部分・部品から水漏れが生じた場合、給湯器の修理を行います。

費用の相場の目安は、12,000円~15,000円+消費税程度です。

その3.給湯器から水が飛び出してきた

「給湯器から勢いよく水が噴き出してきた!」

「水がなかなか止まらない……」

上記のような場合、修理費用がどの程度かかるのか、費用が高くならないか気になる方もいるでしょう。

この場合、配管に問題が生じている可能性が高いため、配管修理を実施します。

費用の相場の目安は、10,000円~40,000円程度です。

なお、上記の修理費用に加え、消費税も発生する点に注意しましょう。

その4.配管のつなぎ目からの水漏れ

配管のつなぎ目から、ポタポタと水漏れをしている場合も修理が必要です。

放置せず、早めの対処・対応を取るようにしましょう。

この場合、自動吸気弁の交換修理が必要です。

費用の相場の目安は、35,000円前後を見積もりましょう。

上記の修理費用に加え、消費税も発生する点に注意が必要です。

応急処置の方法とは

給湯器の水漏れを発見した場合、応急処置として以下の対策を取りましょう。

  1. 給湯器の電源を切る
  2. 水漏れの箇所を突き止める
  3. 給水栓を締める
  4. 応急処置で対応するか、業者へ依頼するかを判断する

逃がし弁(減圧弁)と呼ばれる部品を取り外し洗うのも、効果的です。

応急処置をしても水漏れが改善しない場合は、可能な限り早く業者へ依頼をしましょう。

まとめ

給湯器からの水漏れを発見したら、まずはどういった対応を取るべきか落ち着いて確認してください。

修理・交換どちらの対応を選ぶ場合でも、業者への依頼は必須です。

業者へ依頼する場合、適切な相場を知らなければ要求された費用の妥当性の判断はできません。

いざという時に困らないよう、知識を身につけておくのは重要です。

この記事をよく読み、対処・対応や知識を身につけてはいかがでしょうか?