お役立ちコラム
オール電化リフォームとは?メリットとデメリットについても解説
2023年08月05日
オール電化リフォームをする家庭は増えています。
リフォームには費用がかかりますが、オール電化の住宅にすると光熱費が一本化ができて便利です。
しかし、電気代が高額になりやすい点がデメリットの1つです。
オール電化を検討する場合、メリットとデメリットの両者を考える必要があります。
今回は、オール電化リフォームのメリットとデメリット、業者選びのポイントについて解説します。
リフォームを検討している方は、ぜひご覧ください。
オール電化リフォームとは?
オール電化リフォームは、名前の通り家庭で使う器具の熱源をすべて電気にするリフォームです。
電気式の床暖房やエコキュート、IHクッキングヒーターなどを導入します。
リフォームをした住宅の中には、太陽光発電を導入してオール電化を実現した住宅もあります。
しかし、マンションではもとから電気の使用容量が決まっており、オール電化リフォームが難しい場合もあるので注意が必要です。
オール電化リフォームのメリット3選
オール電化リフォームのメリットには、下記のような点があります。
1.ガス代がかからない
2.火災の心配が減る
3.室内の空気があまり汚れない
この章では、それぞれのメリットについて解説します。
リフォームを検討している方は、ぜひ確認してください。
1.ガス代がかからない
オール電化はすべての設備が電気のため、ガス代はかかりません。
ガス代がかからず、光熱費を一本化できるので基本料金の支払いがスムーズにいきます。
電気を使う割合が少ない深夜帯に電気を使用すれば、さらに節約ができて家計の負担も減らせます。(電力会社によって異なります)
IHクッキングヒーターやエコキュート、蓄電システムを活用して、深夜のうちにお湯を沸かすなどすれば日中にエネルギーが使用可能です。
2.火災の心配が減る
オール電化リフォームを行えば、キッチンや暖房も電気が熱源になるので火災の不安が減ります。
IHの調理器具のあるキッチンで料理をしているときも、衣服や布巾などに火が燃え移る心配がありません。
また、蓄熱暖房機(蓄熱ヒーターシステム)があれば、ストーブやこたつを設置することなく部屋を暖められます。
小さな子どものいる家庭でも、適切な温度調整を心がければ安全に暖房機器を使用可能です。
3.室内の空気があまり汚れない
IHクッキングヒーターは火を使わずに調理が可能です。
キッチンのガス漏れや不完全燃焼による空気汚れを減らせます。
そして、ガスによって発生する二酸化炭素が出ないので、子どもがいる家庭でも安心して使用可能です。
ガスを使わない分換気扇を汚しにくくなるため、掃除の手間も省けます。
小さな子どもや室内飼いのペットがいる家庭は、オール電化リフォームをすればガス・ストーブを引かずに安全に過ごせるでしょう。
オール電化リフォームのデメリット3選
オール電化リフォームのデメリットには、下記のような点があります。
1.電気代が高額になる
2.調理器具が選びにくくなる(IHの電化製品のみ選べる)
3.停電すると機能が停止する
この章では、それぞれのメリットについて解説します。
1.電気代が高額になる
オール電化リフォームをしても、電気代が安くなるのは深夜帯のみなので家庭によっては電気代は高くなります。(電力会社によって異なります)
日中帯を中心に電気を使う家庭では、電気代含む光熱費の金額に注意が必要です。
オール電化リフォームをする前に、電気代をシミュレーションしてみるとよいでしょう。
電気代のシミュレーションは、リフォーム相談の会場や窓口でも受け付けている場合がありますので、担当者に聞いてみてください。
2.調理器具が選びにくくなる
IHクッキングヒーターでは、使える調理器具が限られます。
例えば、火力を使って調理する土鍋は使えません。
ほかにも、火力を必要とする大きめのフライパンや鍋なども、IHクッキングヒーターでは使用できないので注意が必要です。
IH専用鍋やフライパンなどを購入するため、その分の費用もかかります。
オール電化に対応した調理器具を含めたうえで、リフォームにかかる予算を考えましょう。
3.停電すると機能が停止する
オール電化住宅では、停電するとすべての家電や設備が使用できません。
電気はガスと比べて復旧に時間はかかりませんが、停電している間は不便になります。
停電したときに備えて、蓄電池を用意するなどの対策が必要です。
または、停電対策が整っているタイプの電気機器を準備しておくと役に立ちます。
最寄りの家電量販店で、停電した際に利用できる機器を探しておくとよいでしょう。
業者選びのポイント
実際に住宅をオール電化にしたいと考えたときは、実績豊富な会社を選びましょう。
リフォーム会社のホームページで事例を見たり、リフォーム相談に行ったりして依頼しやすい業者を選びます。
実績の少ないリフォーム会社の場合、設備の仕入れ値の関係でリフォーム費用が高額になってしまう場合もあります。
実際に問い合わせて、業者の雰囲気やサービス内容などについて確認するのも大事です。
まとめ
オール電化リフォームは、施工前にメリット・デメリットの確認が大切です。
リフォーム工事をする業者を選ぶ際は、ホームページや資料、リフォーム相談会などを参考に選ぶとよいでしょう。
株式会社INTERIOR MAKOでは、オフィス専門の原状回復工事を実施しています。
工事を希望する事業者様は、ぜひお気軽にお問合せください。